RYUICHI MOTOHASHI2021年2月2日読了時間: 2分不透明感漂う株式と対照的?世界の社債市場2021/01/30日本経済新聞『世界の社債強気派なお』より 慎重姿勢に傾きつつある株式投資家とは対照的に、世界の社債市場では投資家の強気姿勢が目立っているとあります。信用リスクへの警戒度合いを示す社債利回りの対国債スプレッド(上乗せ幅)は1年ぶりの低水準まで低下。発行企...
RYUICHI MOTOHASHI2020年12月22日読了時間: 3分40年間の債券黄金時代の終焉…2020/12/22日本経済新聞『終焉迎える債券黄金時代』より 20年のマーケットも残り約1週間です。戦後最悪とも言える景気後退の中で、記録的な急回復を見せる株式市場に隠れて、もう一つの歴史に残る今年の出来事があります。40年続いた「債券黄金時代」の終焉です。...
RYUICHI MOTOHASHI2020年6月1日読了時間: 3分CLO不振から考える「低格付け企業」資金調達への逆風…2020/06/01日本経済新聞『米低格付け企業に逆風』より 信用力の低い米国企業の資金調達に逆風が吹いています。 コロナ拡大の影響で財務状態が一段と悪化し、これまで有力な資金調達経路となっていた 証券化商品の利回りが上昇/価格は下落し、日本を含む世界の金融機関や運用会社が
RYUICHI MOTOHASHI2020年5月19日読了時間: 3分今度こそ最後の挑戦に。「貯蓄から投資へ」に大切なこと…2020/05/19日本経済新聞『「貯蓄から投資」最後の挑戦』より オピニオン面Deep Insightのコーナーに、コロナ危機の経済対策として日銀が保有するETFを国民に配るべき-京大:川北教授の提言があるといいます。 日銀が金融緩和の一環で購入してきたETF残高は約3
RYUICHI MOTOHASHI2020年5月10日読了時間: 3分景気悪化でも株高は、感染第2波で二番底の危険…2020/05/10日本経済新聞『景気悪化でも株高』 世界で株価指数と景気指標との乖離が大きくなっています。 コロナ感染拡大の影響で過去最悪の経済指標も相次いで発表される中にあって、日米などの主要国では株価が回復傾向にあります。 経済再開を見据える国が増えており、市場は景
RYUICHI MOTOHASHI2020年3月3日読了時間: 3分株式市場だけじゃない…新型コロナが上陸するもう一つのアブナイ市場2020/03/03日本経済新聞 『低格付け債ファンド、強まる逆風』より 新型コロナショックで投資家が警戒しているのは、これまで割高感があった株式だけではありません。デフォルトリスクが高いハイイールド債(低格付け社債)にも警戒感が高まっており、こうした債券を組み入れたファンドを
RYUICHI MOTOHASHI2020年1月27日読了時間: 2分景気拡大の延長戦で「堕天使債」が活況に…2020/01/25日本経済新聞『堕天使債に資金流入』より 世界の低格付け債(ハイイールド債)の価格が上昇しています。投資適格債から格下げされた「フォールンエンジェル(堕天使)」などと呼ばれるハイイールド債を集めたETFにまとまった資金流入は、米中貿易摩擦の部分合意や世界の景
RYUICHI MOTOHASHI2019年12月23日読了時間: 3分市場の主役ETFの拡大に潜む懸念...2019/12/23日本経済新聞『ETF、市場の主役に』より 昨今の金融市場で急激に存在感を高めているのが、ETF(上場投資信託)であり、 その運用資産は世界で6兆ドル(約650兆円強)と5年で2倍強に増加したとあります。 この背景には世界中のあらゆる資産を容易に売買できる利
RYUICHI MOTOHASHI2019年12月3日読了時間: 3分いよいよ怖くなってきた… 膨らむ「低格付け社債」風船2019/12/01日本経済新聞『低格付け債バブル変調』より 世界中の金融市場で膨らみ続けてきた低格付け債バブルについに変調の兆しが出てきたと あり、過剰債務を抱えた企業の低格付け社債の値下がりを懸念しています。 一時は期待の巨大IPOとも言われたシェアオフィス大手の米ウィ
RYUICHI MOTOHASHI2019年10月15日読了時間: 3分おカネを「返還する」株式市場の真相とは?2019/10/13日本経済新聞 『資金吐き出す株式市場』より 投資家からの資金をのみ込むべきはずの株式市場が、投資家に余った資金を返す場所になっているとあります。これは世界の上場企業が株式発行による調達を減らす一方で、市場から株式を買い上げる自社株買いを増やしていることを示し
RYUICHI MOTOHASHI2019年10月4日読了時間: 3分バブル崩壊の形とは?2019/10/03日本経済新聞夕刊 十字路 『バブル崩壊の形』より。 バブルは経済の不況化と共に崩壊するとあり、長期金利の大幅な低下が株価急落に先行するのは、不況とデフレの深刻化を債券マーケットがいち早く反映するからとしています。 今回のバブルのテーマは「企業債務」の急増で
RYUICHI MOTOHASHI2019年9月11日読了時間: 3分発行額最高視野に?沸き立つ社債市場2019/09/11日本経済新聞 『沸き立つ社債市場㊤』より 発行額最高 視野にという見出しと共に、日本の社債市場が発行ブームに沸いているというトピックです。国債利回りのマイナス圏での定着で、投資家からのマネーが流入する一方、企業側も低コストでの調達のチャンスと社債発行が盛んに